俺はweb業界転職活動に専念するため2020年8月に公務員を辞めたわけだが、そこに至るまでにいろいろとエネルギーを使った記憶があります。
具体的に挙げてみると
・親の反対
・職場に迷惑がかかったり、お世話になっている方がいて辞めにくい
・本当に辞めていいのかという自分のメンタルブロック
といったもので、これらブロックを振り切るのに、なにかとメンタルに負荷がかかりました。
ということで、振り切って辞めるまでの俺の心境を書いてみます。
退職まで踏み切れない方の背中を押す記事に仕上がるでしょう。
Contents
人生一度きり、挑戦したい
自分の人生を生きようと公務員から転職することを決意し、この記事を書いている2020年10月現在、就職活動中です。
↓そこに至るまでの俺の経歴はコチラ

「好きなことだけで生きる」だとか、そういった響きのいい綺麗事を目にすることがありますが、そんなことありえないと考えます。
泥臭くコツコツやってきたことがある程度勢いに乗ったときや、点と点が結びついて線になったときに近づけるものだと思います。
何事もある程度のスピードが出るまでの最初の一歩や動き出しは多少の追い込みが必要になってくるはず。
凡人ならなおさら。
だから、自分の人生を生ききる初期段階に必要なのは「気合い」に他ならないと考えます。
「好きな事だけで生きれる」というのは、相応の追い込みをした結果でしょう。
俺が、今、送りたい生活は
web業界で能力上げまくり仕事をバリバリこなして人々に価値提供しながらも、好きに旅行したり、冬にスノーボード行きまくったり、大量に溜まっている見れていない映画や海外ドラマを見まくったり、
といったもの。(人生どうなるか分からないし、変わるかもしれないけど)
少し前から興味があるのは、世界一過酷なトライアスロン「アイアンマンレース」
トレーニングを積みまくって完走してみたい。
きりがないので、こんなところにしておきます。
好きなように生きるというのは、それなりに自分のレベルをあげて価値提供できるスキルを身につけていかないとできません。
しかも、流れの速いこの世の中では常に自己鍛錬が必要になるため、そう甘くはないでしょう。
ただ、一度きりの自分の人生よりよいものにしたいと考えたら、惰性に流されないで動き出したいと俺は思ってしまいました。
そこで立ちはだかったのが、、、
親の反対
親は俺が公務員に合格したときは一生安泰だと泣いて喜んでいました。
辞めると決めた時にその思いを伝えると泣いて悲しんでいました。
「考えなおせ」「そんな勝負に出なくても、公務員で安定した一生を送れ。」の一点張り。
しかし、非常に残念ですが親と俺ら世代は時代が違いすぎてる。
人生100年、少子高齢化、第四次産業革命、スマホの普及、AI化、終身雇用制度の崩壊etc
あげたらキリがないですが、生き方や常識が明らかに変わっていて、ぶら下がっていたら安定な絶対的なものはないように思います。
しかも、時代はさらに加速してくはず。
親に同情する気持ちもありますが、グローバル化やITの発達が勝手に世の中を変えていってるわけで、そうなれば当然、人の価値観や考えも変わっていきます。
時代の流れがはやいのと、暇さえあればネットサーフィンしたりニュースを見る俺は少しずつ変わって価値観が親や周りとも違っていったように思います。
この過程で、専門性のあるスキルで勝負する生き方をしたくなり、SEO対策を施したトレンドブログを運営したりするようになったのがきっかけで、web業界に進みたいと思うようになりました。
結局、考えが固まった親を説得するのは困難だと判断し、事後報告としました。
泣いていました。
職場に迷惑がかかったり、お世話になっている方がいて辞めにくい
職場に迷惑がかかってしまうとか、お世話になってる人がいて辞めにくいということを考えました。
辞めると心に決めておきながらも昇進試験に合格して出世の一歩を踏み出していた俺は多少の裁量を任されていました。
俺が辞めれば、その仕事を誰かが代わりに担当しなければならず、迷惑になってしまうといった考えが頭をよぎりました。
ただ、これに関しては、周りの人間でカバーできてしまうようなら迷惑に思う必要もないという決断に至りました。(というか気づいた)
というのも、空いた時間にスマホゲームしたり、愚痴飲み会したりと明らかに時間を浪費している人間が職場に何人かいました。
その時間を仕事に回してあげると考えれば気にすることではないし、むしろ効率化につながる。
ハードルの上がってくるのが、お世話になっていたり、期待してくださる方を傷つけてしまうこと。
たまたま、職場に昔から知り合いの年配の方がいて、目をかけていただきました。
俺の評判を上げてくださっていたようですが、気持ちは辞める方向に固まっていました。
関わりが深くなるほど裏切ってしまう気持ちも強くなりました。
でも、お世話になっているからと言って、その方が俺の一生を保証できるわけじゃない。
憲法でも職業選択の自由というのが定められている。
色々と考えた結果、職場の人間関係や価値観など周囲の目やしがらみを気にして自分の人生を生きれないのは違うだろうといった考えが固まりました。
公務員最後の日に辞令をもらいに行くわけで、その時たまたますれ違いましたが、顔を見ることが出来ませんでした。
一言挨拶しただけで話しませんでしたが、残念そうな雰囲気をしていたように感じました。
辞めて本当にいいのかという自分のメンタルブロック
俺自身、公務員の職場という閉鎖的な空間にいて、人脈もないに等しいため、望んでいたとはいえ、よく分からない世界。
2020年6月頃に辞意を伝えるときは、少なからずためらいがありました。
・貯金もしてきたし、web業界について独学で理解を深めてきたけど、まずしっかり就職もできるか分からないし不安
・決めたからには突き進まないと将来的に後悔する
こんな対になる気持ちが揺らいでいました。
直属の上司に今日は伝えようと思って、踏みとどまってしまったことが何度かありました。
その度に、なぜ言えなかったのだと後悔していました。
そんなこんなで結局伝えることが出来ました。
伝えるまでに、少しでも勇気が出そうと、YouTubeで
・鴨チューブ
・クリスの部屋
を聞きまくってました。
おすすめです。
辞めてから思うこと
無職のため、公務員を辞めたのがよかったのか分かりませんが、将来的にこの状況をこんなこともあったな~と思い出話にできるくらいになっていたいです。
転職市場にいて思うのは、俺は25歳で辞めたわけですが、やはりどうせ辞めるなら早いほうがよかった。
理由は若いと挑戦の幅が広いから。
20代前半なら能力も見られはしますが、ポテンシャルを査定されて未経験でも挑戦できる幅が広いわけでやり直しがききやすい。
だから違う環境に飛び込むのは絶対にはやい方がいいし、若い時の時間てメチャクチャ貴重。
若い時の時間をそのときに最大限に活かせるのなら親のすねかじるとか友達の家に少し居候させてもらうとか多少のワガママを通しても、それでもいいと思います。
カッコ悪さや後ろめたさを感じてしまうこともあるかもしれません。
でも、それより、余計な見栄やプライドで時間を無駄にする方が馬鹿げてます。
お世話になった分は、後から倍返しでなにかしら喜びそうなものを提供してあげればいいだろと考えればいい。
ただ、押さえておかなければならないのが、
不景気は慎重になったほうがいい
やはり、求人が少なく、更に、未経験での採用も少なくなっているから。
貯金があっても、働き先がなく、収入がないという状況は、自分のメンタル的にも、心配する家族にもあまりいいものじゃない。
まとめ
公務員を辞めて外の知らない世界に飛び出すのは精神的にブロックがかかるし、周りも反対するし、できる人間はかなり少ないでしょう。
そこを乗り越えるのは「気合い」に他ならない。
引用元:産経ニュース
挑戦したくなったら、貯金して、あらゆる時間を知識やスキル投資に使って、気合で辞める。
人生一度きりなので、アニマル浜口さんくらいに極端なことしてみてもいいのではないでしょうか。
by25歳無職俺
コメントを残す